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報道週刊誌のレシピで春のランチをつくろう

「オレンジページ」に代表される料理雑誌や、「saita」や「クロワッサン」といった生活雑誌にはレシピページがつきものだと思います。
しかし、報道・ジャーナリズムを記事の主体とするいくつかの総合週刊誌にもレシピページがあるのです。
どの雑誌もレシピが毎回おいしそうで気になるので、ここで紹介したいと思います。

大衆の興味対象を追う総合週刊誌にグルメ記事はつきもの。
美味しいお店の紹介やお取り寄せグルメなど、「食」に関する記事はたくさんあります。
しかし、中年男性を主なターゲットとしている雑誌が連載でレシピ欄を設けているのは興味深い。
とりあえず2月3月で5週間分を集めて、読み比べて楽しもうと思います。

今回紹介するのは、レシピの連載がある「週刊朝日」・「週刊新潮」・「週刊文春」の3誌。

「週刊朝日」2月17日号から3月16日号まで。CIMG0866 (480x360)

「週刊新潮」2月16日梅見月特大号から3月15日震災1周年追悼号まで。
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「週刊文春」2月16日号から3月15日号まで。CIMG0865 (480x360)



では、1つずつ見て行きましょう。

1 週刊朝日
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週刊朝日では、後半のグラビアページ2ページを割いています。
タイトルは「行正り香の一皿から始めよう!」
料理研究家の行正り香さんが、その料理にまつわるエッセイと一緒にレシピを紹介しています。
今回の3月16日号で連載49回目を数えます。

当初は「行正り香の今夜は家呑み」というタイトルで始まったレシピ連載、途中からタイトルを変更しています。
ちなみに「行正り香の今夜は家呑み」も「一皿から始めよう!」も書籍化済み。

5回分で紹介されたレシピは以下の通りです。
2月17日号…「牛すね肉のスープ」「雪うるいのサラダ」
2月24日号…「毎日鍋・薬味だれ」「卵雑炊」
3月2日号……「たくあんとひき肉の卵焼き」「春雨と豆苗のスープ」
3月9日号……「ちらしずし」「はまぐりのお吸い物」「菜の花のごまのっけ」
3月11日号…「スクランブルエッグ・ソーセージ&カリカリトースト」「レンジ・いちごジャム」


連載タイトルやレシピの名前からもわかるように、こちらの連載はシンプルなものが中心。
外食したり、買ってきたものを家で並べたりするだけでなく、一品でいいから自分で作ってみましょう、こんなに簡単で美味しいのですよ!という趣旨だと思います。

「牛すね肉のスープ」といった、圧力鍋を使って作る初心者にはちょっと敷居が高いかなというレシピもあります。
しかし、基本的には手抜きお手軽大歓迎の方向性。
「ちらしずし」も、錦糸卵でなくたくあんで黄色味を加えようとか、ごはんもパックご飯でいいとか、とっても気楽。

メインとなる料理ほかに、余力の一品としてもう一つさらに簡単な料理が紹介されるのも特徴です。
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メイン料理の付け合わせとなるレシピが中心です。

肩の力が抜けて料理でもしてみようかという気持ちになったところで、次は週刊新潮を紹介します。

2 週刊新潮
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こちらも後半グラビアページを2ページ割いています。
タイトルは「中年弁当男子」
サブタイトルとして「みんながビックリ!旨くてビックリ!」というコピーがつきます。
紹介してくれるのは料理人の林裕人さん。
3月15日号で連載72回目です。

こちらの連載、初めて見たときは初めて包丁を持つお父さんが自分でお弁当を作るならという趣旨かと思っていたのです。
おにぎりとか、厚焼き卵とかほうれん草のゴマ和えといった、ごく簡単なお弁当の定番料理を紹介するのかなと。

しかし、蓋を開けてみたらレシピはかなり高度、使う材料も一般家庭にあるのか疑問なものも多いのです。
若い頃から料理を趣味として、休日にはお友達なんかも家に招いて手作り料理としてホームパーティを開いちゃうような、お金も手間もかける中年男性向けといったレシピが紹介されています。

5回分のレシピは以下の通り。
2月16日号…「炊き込みピラフ弁当」(「カボチャの焼きサラダ」「卵フラメンコ」)
2月23日号…「カニカマの落とし焼き弁当」(「梅ひじき」「キャベツのレモン漬け」)
3月1日号……「ロールサーモン弁当」(「海老とアスパラガスのマスタード和え」「ベーコンと人参のパスタ」)
3月8日号……「貝柱の生姜煮弁当」(「牛蒡とちくわのきんぴら」「ブロッコリーの辛子醤油和え」)
3月15日号……「豚肉と高菜の炒め物弁当」(「いかニラ炒め」「いんげん豆の四川風」)


「炊き込みピラフ」は当然のことながら炊飯器なんて使いません。
研いだ米を流水にさらして30分以上おき、透き通るまで炒めます。
透き通ったらチキンブイヨンを入れて15分炊いて10分蒸らす…。
お弁当なのに朝からフライパンでピラフを炊いちゃいます!!

「カニカマの落とし焼き」は、カニカマだなんて手軽でいいなぁと思いきや、材料に平然と「山芋粉」が並びます。
つなぎらしいのですが、普通の家に山芋粉はあるのだろうか…。

でもね~やはりとってもおいしそう。
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左は「豚肉と高菜の炒め物弁当」で、右が「貝柱の生姜煮弁当」です。

確かにこの本格的な料理をお弁当にしちゃうなんて、「みんながビックリ」…。

さて、最後は週刊文春です。

3 週刊文春
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週刊文春はモノクロページ、誌面も1ページのみです。
しかしこちらは隔週連載として毎週2人の方が交代で執筆しています。

左側に写っているのは、人気お弁当ブロガーよりのまさみさんの「弁当で行こう!」
右側に写っているのは料理家の瀬尾幸子さんによる「台所の仕事」です。
どちらも3月半ばに連載12回を迎えています。

週刊文春は前に紹介した2つの雑誌と異なり、レシピよりエッセイに比重が置かれています。
「弁当で行こう!」はページの上半分はエッセイに割かれ、下半分が料理のイラストとレシピ2つの紹介。
「台所の仕事」はさらにエッセイが長く、ページの6分の5がエッセイ、左下に小さく料理の写真とレシピが紹介されます。

5回分のレシピを紹介すると次の通り。
2月16日号…「台所の仕事」   「熱燗に合う酒肴三品」(「牛のたたき」「鰹節わさび」「鯛のごまかし」)
2月23日号…「弁当で行こう!」 「ベーグルサンド弁当」(「ツナベーグルサンド」「菜の花オムレツベーグルサンド」)
3月1日号……「台所の仕事」   「スルメイカとアジの一夜干し」
3月8日号……「弁当で行こう!」 「高菜手まり寿司弁当(「高菜手まり寿司」「たけのこの土佐煮」)
3月15日号…「台所の仕事」   「山芋汁」

レシピを紹介しようというよりもどちらもエッセイありきで、エッセイに登場する料理を作るならこちらのレシピを…という感じです。

「弁当で行こう!」は割と一般的なお弁当レシピが紹介されています。
メニューもそう変わったものではなく、また手順も材料もシンプル。

一方の「台所の仕事」はちょっと毛色の変わったものが多い印象です。
たとえば熱燗についてのエッセイに登場する「鰹節わさび」
わさびと鰹節と醤油を混ぜるだけなのですが、わさびをたっぷり使うのに辛すぎないそうです。
ざるについて書かれた回ではざるを使って作るものとして「一夜干し」、お玉についてのエッセイでは「山芋汁」が紹介されていて、普通のレシピ欄とはやや異なるラインナップです。


このように、同じレシピの連載といってもそれぞれコンセプトが違って面白いです。
そしてどれもとってもおいしそう!!
ということで、今度は1つずつレシピを作ってみようと思います。
春らしい素材を集めた春のランチメニューにしてみましょう!

週刊文春からはこちら。
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「ベーグルサンド弁当」の「菜の花オムレツベーグルサンド」
菜の花の緑と黄色い卵の組合せが美しいものになるのでは。

週刊新潮からはこれを。
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「ロールサーモン弁当」の一番奥に写っている「海老とアスパラガスのマスタード和え」
アスパラガスも春が旬。そしてこの連載の中では材料も手順もシンプルな部類です。

そして週刊朝日からは副菜のこちら。
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「ちらしずし」の回で紹介される「菜の花のごまのっけ」を作ります。

まずは「海老とアスパラガスのマスタード和え」に取り掛かりましょう。
「中年弁当男子」の高度なレシピから何を作るか迷ったのですが、これは私でも何とかなりそうだったので。
とはいえ、レシピは冒頭から「海老は殻付きのまま背ワタを取り水洗いする」から始まります。
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背ワタを取って洗ったら、沸騰したお湯に白ワインと一緒に入れます。
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そして再度沸いたら火を止め、蓋をして冷めるまで置いて、それから殻を剥きます。
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鶏肉を茹でるときと同じ手順ですが、お弁当を作るのにこの手間のかけよう。
一体朝何時に起きればいいのか。

アスパラガスも全体に塩をまぶしてから茹でます。
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胡瓜の板ずり感覚でやったら、穂先が取れてしまいました…。

海老を冷ます時間があるので一番初めに手を付けましたが、どうにかマヨネーズとマスタードで和えるところまでたどり着くことができました。
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そしてできたのがこちら。
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次は「菜の花オムレツベーグルサンド」です。
これは買ってきたベーグルを半分に切って焼いて、茹でて刻んだ菜の花を混ぜたオムレツを焼いて挟みます。

やはり刻んだ菜の花と玉子の組み合わせは綺麗です。
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2つ分作るので、オムレツも2個焼いて…。
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味付けとしてケチャップと辛子が塗ったベーグルに挟んで、半分に切りました。
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最後はとっても簡単。
「菜の花のごまのっけ」は茹でた菜の花にすり胡麻とポン酢をかけるだけ。
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全部作るのに40分くらいでしょうか、完成しました!
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家族と食べた感想としては、こんな感じです。

「菜の花のごまのっけ」
・ポン酢をかけるのは珍しいが、ほろ苦い菜の花とポン酢の組み合わせはさっぱりとしておいしい
・胡麻が表面にしかかかっていないので、「のっけ」ではなく「胡麻ポン酢和え」としたほうがすべてに味が行きわたるのではないか

「菜の花オムレツベーグルサンド」
・卵の黄色、菜の花の緑、ケチャップの赤の彩りが綺麗
・見た目通りの味だけれど想像通りに美味しい

「海老とアスパラガスのマスタード和え」
・とにかく海老がぷりぷりして美味しい
・味付けが粒マスタードとマヨネーズとレモンだけなのがちょっと物足りない
・せっかくおいしい海老なので味付けにもうちょっと工夫が欲しい
・でも海老が美味しいのでこれで十分かも


週刊誌のレシピはそれぞれ趣向は異なるものですが、基本的に季節に合わせた美味しいレシピが紹介されていました。
それぞれの特徴を知った上でこれからも食卓に取り入れていきたいと思います。
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